TRANSPOSE Innovation Challenge
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ルール
[TRANSPOSE Innovation Challenge]
(以下 “チャレンジ”)
チャレンジルール
(以下 “ルール”)
本チャレンジはヤマハ株式会社, 住所: 静岡県浜松市中央区中沢町10番1号(以下「スポンサー」)が主催する取り組みとなります。
本チャレンジルールの目的は、参加者のチャレンジへの参加を規定する条件を定めることです。参加者は本チャレンジに参加することにより、本ルールを遵守することに無条件かつ全面的に同意することになります。本チャレンジルールに同意しかねる場合は、本チャレンジへの登録もエントリーもお控えください。
(1) チャレンジ期間
本チャレンジは2025年9月10日の日本時間10:00に開始され、2026年3月5日に終了します。チャレンジは、Agorize社が運営する専用のチャレンジウェブサイト「TRANSPOSE Innovation Challenge:https://yamaha-music.agorize.com/」(以下、「チャレンジウェブサイト」とします)上で、起こり得るIT保守作業の場合を除いて、1日24時間アクセス可能です。本ルールに記載する日付と時刻は日本標準時(JST/UTC+9)になります。
(2) 規約等への同意
チャレンジウェブサイトに登録し、チャレンジへの参加を登録する適格者(「参加者」とします)は、本ルールを吟味して、これを承諾する必要があります。
本ルールを読み、これを承諾することで、参加者は
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チャレンジへの参加に関して、スポンサーとの有効かつ強制可能な契約関係を結ぶことになります。チャレンジへの登録によってスポンサーと参加者の間の従属的関係が定められることはありません。また、
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本ルールを遵守することに無条件かつ全面的に同意することになります。参加者は、チャレンジへの登録時にオンラインのボックスにチェックを入れることで、同意を表明することになります。
本ルールを守らない場合、参加者は速やかにチャレンジへの参加資格を失い、メンタリングや賞などは授与されません。
(3) チャレンジへの登録と参加
チャレンジに参加するためには、参加者は2025年10月31日日本時間23:59までに登録を完了させなければなりません。
登録のためには、参加者はまずチャレンジウェブサイト上でユーザーアカウントを作成し、正式氏名、メールアドレスなど必要な情報を真実かつ正確に入力しなければなりません。
不正確、虚偽あるいは不完全な情報を基に登録した場合、参加者は失格になります。チャレンジの実施に厳密に必要な個人データの収集、記録、使用を拒否した場合、参加者は失格になります。参加者は、登録時に提供した情報に単独で責任を負います。この情報に意図的または非意図的な誤り、逸脱あるいは矛盾がある場合、参加者は失格になることがあります。スポンサーは参加者の身元、住所および/またはメールアドレスに関して必要なあらゆる確認をする権利を留保します。
チャレンジウェブサイト上で参加者のユーザーアカウントを削除すると、チャレンジへの参加を取りやめたと見なされます。この場合、削除が参加者本人の行為によるものかどうかにかかわらず、参加者はチャレンジに参加しませんし、報酬を得ることもありません。
ユーザーアカウントの作成時とチャレンジへの登録時に、参加者は、本ルールとは別に、利用規則とプライバシーポリシーも承諾する必要があります。
チャレンジへの登録と参加は無料で、購入や支払いの義務はありません。
(4) 参加資格
本チャレンジに参加できるのは、以下に該当する方となります。
・スタートアップ企業としての参加:事業分野を問わず、事業体。スタートアップ企業は、スポンサーの単独の裁量により、(i) 当該国での当該事業体の登記を保証することになる、直近3カ月以内に発行された登記証明書、または、現行の会社登記証、または、商業登記証明書の提出による、会社登記の証明と、(ii) 有効な専門職業人賠償責任保険への加入の証明書、または(iii)事業体を確認できるその他の書類の提出を求められる場合があります。
賞品を授与する前に、参加者の参加資格を確認できるあらゆる書類(例、身分証明書、登記証明書、学生証など)が必要になることがあります。
本チャレンジに、Agorizeの従業員および代表者やその家族からの、応募や参加はできません。一方で、スポンサー企業あるいはスポンサー企業のグループに属する組織に勤める社員やメンバーは応募の対象となっております。なお、ヤマハ社員はこちらから本チャレンジに参加してください。
本チャレンジは、法律で禁止または制限されている国では無効です。
参加者は、反社会的勢力に該当せず一切の直接的・間接的な関係を有しないことが前提となります。もし該当すると発覚した場合は、いかなる理由においても参加資格の取り消しが行われます。
(5) チャレンジの目的と参加
チャレンジへの参加形態は、スタートアップ企業として、のみとなります。
・スタートアップ企業としての参加:スタートアップ企業の参加者は、法的組織としての企業に代わってチャレンジにエントリーします。登録プロセスにおいて、スタートアップ企業の参加者は、会社内の個人1名をスポンサーとの連絡担当者に指定する必要があります。この人物は当該スタートアップ企業に代わって、当該スタートアップ企業をチャレンジに登録し、チャレンジに参加する責任を負います。本チャレンジに参加するスタートアップ企業としての参加者は、その人物が、(i) スタートアップ企業の授権された代表者であり、同企業に代わってチャレンジに参加していることと、(ii) すべての人物が第12条の範囲内で知的財産権をスポンサーに譲与する権限があることを含めて、チャレンジへのエントリーに必要なすべての承認を得ていることを、スポンサーに表明して保証するものとします。スタートアップ企業に雇用されている個人は、個人参加者として参加を申し込むこともできます。
チャレンジの目標は、チャレンジブリーフ内でスポンサーが定める要件を満たす寄与物(ないしプロジェクト)を参加者が提出することであり、これは成果物の形をとります。ブリーフにはさまざまな期限、賞品の詳細、スポンサーの要求事項などに関する情報が記載されています(以下、「ブリーフ」とします)。ブリーフはチャレンジウェブサイトで閲覧できます。
(6) 成果物
チャレンジの期間中、参加者は、チャレンジの課題に対応して、あるいはそのソリューションとして、自分のプロジェクトに関連した文書その他の資料(テキスト、プレゼンテーションなど)(以下「成果物」とします)を、チャレンジウェブサイトにアップロードできます。
適格であるためには、成果物は、(i) ブリーフに記載する特定の問題に対処しており、(ii)PDF、PPT、PPTXなどの一般的なデジタルフォーマットで、かつ、(iii)日本語または英語でなければならず、また、一般条件として、本ルールに準拠する必要があります。
成果物がダウンロードできない、適切なフォーマットでない、互換性がない、判読しがたい、あるいは、理解できない場合、その成果物は失格になります。
成果物の提出に際して、以下の各事項に従う必要があります。
・成果物には、スタートアップ企業の寄与物のみが含まれます。
・それ以外の場合として、成果物の制作に際して第三者のコンテンツを使用している場合は、成果物を提出し、本文書に記載する権利を付与する上で必要なすべての権利、許可、同意を得ている。クレジット表記していない第三者の寄与物が成果物に含まれる場合は、成果物および関連する参加者は失格になります。
・他の個人および/または事業体は、成果物の使用に対して権利を主張する資格がない、そして
・成果物の内容は、知的財産権、プライバシー、競争法、秘密保持、または契約上ないし契約外の権利を制限なく含む、第三者の個人あるいは事業体の権利を侵害していないし、将来においても侵害しない。法律違反、法令、公序良俗、第三者の権利の侵害が疑われるものは対象外とします。
参加者は成果物の制作と提出に関する費用に責任を負い、その費用を負担しなければなりません。参加者は、成果物の損傷、紛失、提出遅延、もしくは提出先の誤り、または、不完全な、無効な、もしくは不正確な成果物に関する、すべてのリスクを引き受けるものとします。
(7) チャレンジパートナーに関して
本チャレンジでは、スポンサーの運営を支援する2種類のパートナー(以下「パートナー」)の参画も募集しております。パートナーは、決定次第、ウェブサイト(https://yamaha-music.agorize.com/ja/challenges/transpose-innovation-challenge-2025)に掲載され、チャレンジ期間中に随時追加発表されることがあります。
以下パートナーの種類一覧となります。
・ スポンサーパートナー: 本チャレンジを資金面や協業アセットの提供などでサポートする企業
・マネジメントパートナー:本チャレンジの実施に協力する企業(審査員、メンター、アワードの設計・実施など)。
日本/米国に所在 各パートナーの関与やその際に共有される情報は下記となります。
◯ スポンサーパートナー:
・応募した者のレポート(社名、登記上の国名、参加者氏名、出身国、メールアドレス、選考における成果物を含む)、最終審査会の録画映像が共有されます。ただし、これらの情報の開示範囲は限定されます
・スポンサーパートナーから参加者に対し、今後の業務提携の可能性を検討するためにコンタクトが発生する場合があります ・最終選考会にゲストとして参加します
※プラチナスポンサーについては、参加者との協業を目的に1次審査・2次審査・メンタリングに参加します。最終選考会には審査員をアサインします
◯マネジメントパートナー:
・各活動(アイデアの検討、選抜された参加者への指導、受賞者への表彰等)に必要な情報(参加者の属性情報、チャレンジで提出された成果物の内容を含む、がこれに限らない)
・応募した者のレポート(社名、登記上の国名、参加者氏名、出身国、メールアドレス、選考における成果物を含む)、最終審査会の録画映像が共有されます。ただし、これらの情報の開示範囲は限定されます
・マネジメントパートナーから参加者に対し、今後の業務提携の可能性を検討するためにコンタクトが発生する場合があります
・最終選考会にホストとして参加します
(8) チャレンジのプロセス
チャレンジ期間と提出物:チャレンジは以下の各ステップで構成されます。
・応募期間:成果物の提出は2025年9月10日日本時間10:00から2025年10月31日日本時間23:59までの間、受け付けられます。書類審査を1次審査で行い、25社を選びます。
・2次審査:成果物の提出は2025年11月17日日本時間10:00から2025年11月30日日本時間23:59までの間、受け付けられます。2次審査では、審査員に対してオンラインでピッチを行っていただきます。ピッチの内容を審査し、次のフェーズに進む8社を選びます。
・最終ラウンド:成果物の提出は、2026年1月1日から2026年2月20日日本時間23:59まで受け付けられます。最終ラウンド終了時に、最終的な表彰がなされます。
成果物:参加者が期限までに成果物をチャレンジウェブサイトにアップロードしなかった場合、チャレンジへの参加を取りやめたと見なされます。参加者はチャレンジに参加できず、スポンサーから報酬を得ることもできません。
選考基準:成果物は下記の選考基準に基づいて審査を受けます。本チャレンジは困難な問題を解決する上で参加者の独創力、才能、能力、創意工夫に依拠することを、参加者は認めて同意するものとします。チャレンジはその一部でさえ運や僥倖に依拠しません。したがって、くじと見なされるべきではありません。外見、宗教、労働組合への帰属、政治的見解や性的指向などの要素が考慮されることは決してありません。
参加者への通知:各ステップの選考が終了すると、電子メール、電話その他の手段で結果を参加者に通知します。評価対象のプロジェクト数のゆえに必要となる場合に、スポンサーは結果発表日を自由に変更できるものとします。最終ラウンドの審査員団は最終選考対象者である参加者を特定の上で順位を決定し、この順位はプレゼンテーション実施日に発表されます。
◯ 応募期間:
第1ラウンドのすべての成果物は、2025年10月31日日本時間23:59までに提出しなければなりません。成果物は上記”第6条”に定める仕様を満たし、かつ、以下を含まなければなりません:
・PPTまたはPDFフォーマットでの、プロジェクトのプレゼンテーション(共創プロジェクト提案または自社プロダクト提案)
・ユーザーアカウントからアクセスできる、参加に関わる質問項目に記入する形での参加者に関する情報の記入
第1ラウンドの選考段階は以下のように実施されます。
◯1次審査:
1次審査は2025年11月1日日本時間10:00から2025年11月16日日本時間23:59までの間に実施されます。
審査権者(スポンサー、運営、パートナーからなる構成員)(「投票権者」とします)は、内容と各テーマの基準に基づいて成果物を評価して選考されます。
・イノベーション:このソリューションは、概要に記載されている問題を解決するための新規または既存のテクノロジの使用においてどれほど革新的ですか。他に利用可能なソリューションはありますか?もしある場合、このソリューションはそれらとどのように差別化されていますか?
・関連性:成果物は、概要に記載されている具体的なニーズにどの程度対応していますか。
・実現可能性:このソリューションはどの程度実現可能ですか?ソリューションは経済的に合理的ですか?ソリューションは長期的に持続可能でしょうか?
・影響:潜在的な社会的影響の規模は?影響はどの程度広範囲に及びますか?このソリューションは何人の人々に届きますか?影響はどの程度重要ですか?
・明確さ:このソリューションとそれが社会やビジネスに与える潜在的な影響をどの程度明確に表現していますか。
・[その他]
以下に別段の規定がある場合を除いて、この投票の終了時に評価点が高い方から25名の参加者がこの投票による選考を通過し、次のラウンドに進みます。
◯2次審査:
2次審査2025年12月1日日本時間10:00から2025年12月31日日本時間23:59までの間に実施されます。審査員に対してオンラインでピッチを行っていただきます。ピッチの内容を審査し、次のフェーズに進む10社を選びます。
15~30分程のピッチ・Q&Aセッションを行う予定です。
2次審査終了後2026年1月9日までに、選ばれたスタートアップが発表され、メンタリングへ進みます。
◯ 最終ラウンド:
選考を通過して最終ラウンドへの参加を認められた参加者には、アカウント登録時に用いられたアドレス宛てに電子メールで直接通知します。参加者が最終イベントへの出席を確認しない場合、スポンサーは、単独の裁量により、この参加者を失格にする権利を留保します。この失格による場合、参加者はどのような報酬もスポンサーに要求する権利がありません。
最終ラウンドでは、参加者は選考を通過したプロジェクトを口頭でプレゼンテーションします。
最終ラウンドの終了後審査員団が入賞プロジェクトを選び発表します。
(9) 賞・賞金・インセンティブ
以下の条件をすべて満たすことを前提に、チャレンジの入賞者に賞品が授与されます。
・成果物が第6条に準拠している
・入賞プロジェクトの各参加者が第10条と第12条を遵守する
・優勝した参加者が第4項の適格条件を満たしていることを証明できること。
※上記の条件を満たさない入賞者に賞品は授与されません。
これらの条件が満たされていることをスポンサーが確認した後に、入賞者は以下を受け取ります
・グランプリ:PoC実施および事業提携のための最大500万円の費用支援
・ヤマハ賞:PoC実施および事業提携のための最大200万円の費用支援
・YMI賞:ヤマハグループとの事業提携に関するディスカッションの権利
・YMI Fund賞:YMI (Yamaha Music Innovations)との資金調達に関するディスカッションの権利
入賞者が賞品を譲渡することは認められません。受賞候補者と連絡がつかない場合、または、または何らかの理由で賞品または賞品の一部を受け取ることができない場合、スポンサーはその潜在的入賞者に対してそれ以上の義務を負わないものとします。入賞者に授与された後に賞品が紛失したあるいは盗難に遭った場合、スポンサーは交換品を提供しません。入賞者は賞品を「現状有姿」で受け取ります。スポンサーは賞品に関していかなる保証も行いません。
受賞者に対し、運営が賞の受け取りに関して最初に連絡を試みた日から3ヶ月以上、電子メールまたは電話で連絡が取れない場合、その受賞者は賞品を要求する権利を放棄したと見なされ、どのような賞品も報酬も受け取ることはできないものとします。
当初予定した賞品が入手できない場合、スポンサーは、自由に同程度の価格の別の賞品で代用できるものとします。そのような決定は、スポンサーの単独の裁量にゆだねられます。
登録時に、および/または、チャレンジ期間中に、本ルールで規定する参加条件を満たしていない参加者は、事前通知なしに即座にチャレンジを失格となり、いかなる賞品を受け取る権利がないものとします。登録時またはチャレンジの期間中に参加条件を満たしていない参加者に賞品が授与された場合、スポンサーは授与された賞品の返還を参加者に要求できる権利を留保します。
(10) コミュニケーション
参加者は、スポンサーがチャレンジ期間中および最終審査終了後、スポンサーの広告またはその他のマーケティング目的を含む宣伝のために、全世界においてチャレンジおよびその関連コンテンツを、現時点で既知か未知かを問わず、あらゆる手段および形式(ウェブサイト、広告バナー、ソーシャルネットワーク、ニュースレター、プレスリリース)により、無償または有償で使用できることを認め、同意するものとする。
特に、参加者は、スポンサーが、参加者の氏名、姓、居住地、留学先または卒業証書取得先の機関名およびその他の経歴、参加者の画像、賞に関する情報(受賞者の場合)、参加者の会社名およびその特徴的なしるし等(起業家の場合)、その他提出物と共に提出した個人データ、およびチャレンジに関する提出物の内容を使用することに同意するものとします。
※一例として、各参加者はスポンサーが決勝戦で撮影した写真を使用し、あらゆる通信媒体を通じて広めることを許可します。
このような使用をなされても、受賞者には受け取った賞金以外の支払いを受ける権利を与えるものではありません。スポンサーは、上記の期間終了後、参加者に関連する前記事項の使用を中止することに同意します。
(11) 秘密保持
スポンサーは、成果物に含まれる情報を秘密に保持する義務を負いません。一般条件として、成果物の提出時に、参加者は、スポンサーがその成果物に含まれる情報を公表できることを了解、同意して、承諾するものとします。
入賞者である参加者については、スポンサーは、成果物に記述されているプロジェクトのさらなる開発に関して交渉を開始する目的で秘密保持/非開示契約を締結することを、参加者に要求できるものとします。その秘密保持/非開示契約は、参加者の成果物とそこに含まれるすべての知的財産を対象にするものとします。
さらに、スポンサーが、現在または将来において、いずれかのプロジェクトに含まれる情報に類似した情報を社内で開発している、あるいは、他の当事者から受領している可能性があることを、参加者は認めるものとします。したがって、本文書に記載されているどのような規定も、成果物が企図する、あるいは、成果物のなかで具体的に表現されている、製品、コンセプト、システムまたは技術と類似したあるいは競合する、製品、コンセプト、システム、サービスまたは技術を、スポンサーが自らのために独自に取得する、開発する、または、開発済みであることを、禁じるものではありません。
参加者は、他の参加者、個人あるいは事業体が、いずれかのプロジェクトに含まれる情報の一部と同一のあるいは類似したコンテンツを、スポンサーその他の者に提供しているまたは公表している可能性や、将来において提供または公表する可能性があることを、認めるものとします。したがって、スポンサーがその同一のあるいは類似した資料を使用する権利を持つことと、参加者にはスポンサーがその資料を使用することに起因して報酬を受け取る権利がないことを、参加者は認め、同意して、承諾するものとします。
もしスポンサーが参加者へ内部情報の秘密保持を知らせた場合、参加者はスポンサーの指示したルールに従わなければならない。
(12) 知的財産
定義:本条項の目的として、
・「知的財産権」とは、知的財産に関する国内および/または国際の法律や協定によって保護される、ブランド、設計・デザインまたはモデル、特許、また、より一般的には、(企業秘密とノウハウを含む)任意の知財対象項目に関する著作権その他の権利を意味します(以下、「知的財産権」とします)。
・「先行権利」とは、チャレンジの開始日より前に参加者が保有していた知的財産権および/または関連するノウハウを意味します(以下、「先行権利」とします)。
・「創作物」とは、知的財産に関する国内および/または国際の法律や協定に基づいて保護される可能が高いかどうかにかかわらず、チャレンジの期間中に提出成果物の一部として参加者が開発した、ソフトウェア(ソースコードやオブジェクトコードのソフトウェアを含む)、データベース、技術仕様、テキスト、設計・デザイン、モデル、情報、知識、方法、プロセスまたは製品、また、結果として生じる知財対象項目および/またはプロセスを意味します(以下、「創作物」とします)。
非侵害の保証:
チャレンジの任意の段階において成果物を提出する際に、各参加者は、自分自身がチャレンジの任意の段階において提出された成果物に含まれる創作物の全部または一部に関する知的財産権の所有者/共同所有者および/または保有者/共同保有者であることを、また、自分自身がその権利を保有していない、すべての既存の創作物と、成果物の知財対象項目に関するあらゆる権利と許可を取得していることを、スポンサーに保証するものとします。
各参加者は、(i) 自分の寄与物が先例のないオリジナルであること、(ii) 自分の寄与物が第三者の著作権や知的財産権を侵害していないこと、(iii) 提出物を構成するすべての要素、寄与物のすべての部分、および、提出するプレゼンテーション文書で伝達する情報が、正確で、信頼が置け、完全であること、また、(iv) 当該成果物の提出がどのような種類の不正競争行為ともならないことを、保証するものとします。
参加者は、それがどのような性質のものでどのように基礎づけているのだとしても、提出される成果物に含まれる既存の創作物の出典を示すことを義務づけられます。複数の参加者が関与した成果物は共同制作物であり、適用される有効な規則に従って、共同制作物として取り扱わなければなりません。
責任:
参加者が上記の規定に違反したことに関して、スポンサーに責任を負わせることはできません。各参加者は、(知的財産権が含まれる)成果物内の創作物に関連した、第三者による妨害、訴訟、請求、反対および要求、あるいは追い立ての試みについて、スポンサーに補償するものとします。
[参加者が自身の提出した成果物の知的財産権を所有]
本チャレンジに参加して、成果物を提出しても、参加者は成果物の全部または一部を基礎づける知的財産の権利をスポンサーに付与するわけではありませんし、スポンサーが参加者の成果物やそこに含まれる知的財産の所有権を請求することもありません。
メンタリング期間中に創出された共同アイデアの財産権
メンタリング期間中に応募チームとヤマハ(およびそのパートナー)が共同で行った作業から生じた、またはそれを通じて得られたアイデアは、その共同作業に参加した応募チームとヤマハ(およびそのパートナー)の共同所有となります。応募チームとヤマハ(およびそのパートナー)は、相手方の事前の書面による同意なしに、当該アイデアを特許出願、使用、または開示することはできません。この規則に同意しない場合は、本チャレンジへの登録および応募は行わないでください。
(13) ルールの変更、チャレンジの停止と取り消しについて
ルールの更新:
運営上の緊急事態の場合、スポンサーは、当該変更の実施や有効性に関して参加者に事前に通知せずに、チャレンジ期間を含め、本ルールをいつでも変更できる権利を留保します。参加者には本ルールを定期的に参照することをお勧めします。参加者は、スポンサーが本ルールを変更したことに関する一切の請求や紛争を、明示的に権利放棄するものとします。
本ルールのいずれかの段落が裁判所の判断によって違法、強制不能または無効と宣告ないし判決された場合、問題の段落は無効と見なされますが、影響を受けない他のすべての段落は、法律が認める範囲内で実施されます。
チャレンジの取り消しまたは停止(一時的停止含む):
スポンサーは、裁量により、(i) 理由を問わず、いつでも、また何の責任も負うことなく、チャレンジと本ルールを取り消し、終了、変更または一時停止する権利、および、(ii) チャレンジへの参加を制限する権利、を留保します。スポンサーはチャレンジの変更、取り消しまたは一時停止に責任を負わず、参加者に補償はなく、報酬も支払われません。
(14) 責任の範囲
スポンサーは、原因の如何を問わず、使用する電気通信ネットワークの故障または障害により、参加者がチャレンジウェブサイト上で本人確認を行うこと、またはアクセスすることが困難となった場合、いかなる責任も負わないものとします。
参加者は、スポンサー、その関連会社およびそれぞれの役員、取締役、従業員、請負人、代表者および代理人の全員(以下、「被免除当事者」とします)が、直接的、間接的、付随的、派生的または懲罰的損害賠償を含めて、障害あるいは死亡を制限なく含む人へのあらゆる種類の権利侵害または損害に対するあらゆる種類のすべての請求、責任または訴権について、一切の責任を負わず、かつ、参加者によってそれらの責任を免除され、損害や損失を負わせられないことに、参加者は同意するものとします。上記を制限することなく、チャレンジウェブサイト上のすべてのもの、および、チャレンジに関連するすべてのものは、商品性、特定目的への適合性および非侵害の黙示保証を含むがこれらに限定されない、明示・黙示のどのような種類の保証も与えられることなく、「現状有姿」で提供されます。いくつかの法域によっては、付随的または派生的損害賠償に関する責任の制限ないし排除や、黙示的保証の排除が認められておらず、その場合は、これらの制限や排除は当該法域において法律で認められる範囲でのみ適用されます。
チャレンジへの参加は、とりわけソフトウェアとコンピューター機器の性能、応答時間、および、ウイルス、論理爆弾やトロイの木馬などさまざまな潜在的攻撃に対するセキュリティに関する、また、データの滅失や不正使用に関する、インターネットと関連技術の特性、限界およびリスクの確認と承認を含意します。結果として、これらの特性、限界およびリスクに起因して参加者に発生する損害に対して、スポンサーは決して責任を負わず、また、参加者は、チャレンジに登録して参加することにより、それらの特性、限界およびリスクを承認するものとします。
本ルールに定める期限を守らずに提出した結果その成果物の受け取りが拒否された場合を含めて、参加者が成果物を提出しなかったあるいは提出が遅延したことに起因する損害、チャレンジの一部として送信される電子メールを参加者が送信しなかったあるいは送信が遅延したことに起因する損害、または、スポンサーとは無関係に成果物に対してなされた変更に起因する損害に対して、スポンサーは決して責任を負いません。
賞品に関連して第三者が提供するサービスに起因する損害に対して、スポンサーは決して責任を負いません。
参加者が本ルールに違反したためにチャレンジを失格になったことの結果に対して、スポンサーは責任を負いません。
(15) 個人情報保護について
チャレンジへの参加には、参加者の個人情報(以下「個人データ」)の共有が必要になります。
参加者の個人データは、個人データの保護に関する規則(通称GDPRと呼ばれる、The EU 2016/679 General Data Protection Regulation and the Council of 27 April 2016)の解釈内の処理の対象となり、スポンサーは目的および手段を定義し、そのためGDPRの解釈における「データ管理者」であるものとします。
データ処理の目的は以下のとおりです。
・チャレンジ主催や運営のニーズに対応するため
・参加者とスポンサーの間に介在して、参加者の識別、参加者との連絡、および、参加者とのやりとりの保存を確実なものにするため
スポンサーは、GDPRの規定に従い、参加者すべての個人データを保護するために、組織的および技術的安全管理措置を講じることを約束するものとします。スポンサーは、参加者がGDPRに基づく権利を行使することができるように、これらの管理措置を講じるものとします。
(16) 連絡・通知、請求
チャレンジに起因する参加者の請求は、チャレンジ終了日の30日後までに[https://inquiry.yamaha.com/contact/?act=79&lcl=ja_JP] 宛てに行う必要があります。すべての請求には以下を記載しなければなりません。(i) 参加者の完全な連絡先情報(名前、住所、メールアドレス、電話番号)、(ii) チャレンジ名、および、(iii) 明確かつ詳細な請求の説明。
(18) 準拠法と紛争解決
チャレンジとチャレンジに関連した訴訟は、日本法に準拠します。
参加者が請求を起こした後15日間を経過しても訴えが継続されている場合には、スポンサーと参加者は、他の法的手続きに入る前に、紛争を友好的な調停に付託することを約束します。調停の開始を希望する当事者は、受領確認付きの書留郵便で相手方当事者に通知して、そのなかで自らの意向を伝え、理由を説明しなければなりません。書留郵便の受領後30日以内に両当事者間で合意に達しない場合、両当事者は訴訟を起こす自由を回復します。
本ルールの適用や解釈に関して意見の不一致が継続し、友好的な解決がなされない場合には、両当事者間に発生した紛争は、複数の被告、略式手続き、被保証人によるまたは申し立てによる上訴の場合であっても、東京地方裁判所の専属管轄権の下にあり、両当事者は明示的にその管轄権に服するものとします。